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>いつまでも「古い概念」に縛り付けられたままでは今後は絶対に生き残れなくなる
【バカの壁】自分の意識だけが世界のすべてだと思い込む一元論的な考え (養老孟司)
物事は「一人だけ」では完結しないから、「まわりとの関係」が重要になってくる。
家・学校・職場での「人間関係」。ビジネスも。このことを指摘したのが、一世を風靡
した「バカの壁」だ。古い会社は「村社会」。
「バカの壁」を取り払い、かと言って日本人の好きな「自己犠牲」ではなく、
「Win-Win」の関係が目指すべき理想の相関関係だろう。
研究では、部内で「結果がでた」「進捗は予定どおり」といくら言っても、部内で完結
する話ではないので、重要ではない。顧客(相手メーカー)、新聞記事、展示会、学会
に発表や評価結果を受けてこそ、初めて成果が「本物」であるかどうかわかる。特許の
成立も重要なファクター(出願だけなら、お金さえだせば誰でもできる)。
村社会の研究者は、「社外的評価⇒社内評価UP」の流れが有効だろう。逆はほとんど
期待できないし、こちらに重点をおくと泥沼にはまる。「短期間で目に見える劇的な
成果」ができるものでもないし、「成果を色眼鏡で観ず、長期的な視野で、本物である」
と認識できる能力を備えているか、疑わしいのが、「村社会」と言われる所では一般的
だからだ。
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